頼まれて、会ってみた女の子のことが放っておけないの
檻の中で、閉じこもっている女の子


だって、寂しそうな目を、していたから



「お絵描き、好きなの?」

でも、彼女はこちらを拒絶し、壁の方を向いたまま

質問に答えさえもしてくれない

「また来るからね」


「……もう来なくていいわ」

やっぱりね、

きちんと話をしてくれないとどうしても納得出来ないなーって、そう思うの

だから、こっちを向いてお話してよ

フランドールの瞳から感じた寂しさ。
それがどうも放っておけないルーミア。
友達になりたい。
そう思い、拒絶され続けても会い続ける。
その想いは、届くのか。
『こっちを向いて』
著:鬼灯ナシカ
表紙絵:ろっそ
A5サイズ/40P
2011/08/13(コミックマーケット80)
ソ-58b「夏色緑茶」
頒布価格500円

「私、やっぱりフランドールちゃんの友達になりたいの」




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