パチュリー様のことが好き――

ただ、そう想っているだけで良かったはずなのに……

でも、結局は自分をしっかり保っていることなんて出来なくて



仕事中でも何気なく目にしてしまったときなんかは手を止めて見惚れてしまって



いつか仕事から気を逸らして大事を起こしてしまったら――








そんな自分が、膨らむ気持ちを制御出来ない自分が嫌になってしまう

それにこんな見えるような行動をとって、もしパチュリー様が勘付いてしまったら




私は、私は――

小悪魔は自分に問い続ける。
主人を好きでいていいのか。許されるのか。
自分にのみ問い続ける。

そして起こした行動。
引き起こされる結果とは――
『Answer』
著:鬼灯ナシカ
表紙絵:菜助(七○八号室)
A5サイズ/36P
2011/08/13(コミックマーケット80)
ソ-58b「夏色緑茶」
頒布価格500円








また、読んでいなくても楽しめるようにはしてあるつもりですが、
小悪魔がパチュリーへの好意を自覚する既刊『Alter』も持ち込むのでよろしければ。
残り少部数となっております。

「私はパチュリー様のことが――」




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